2015年02月11日

ヤマハ3WFマフラーのカットモデルを作ってみた

自分用のバイクのマフラーが詰まった。

ヤマハのアプリオ改
82ccの兄弟車の足回りを移植して2種原付に登録してあった中古車を購入。
普段の足に大活躍。
なんといっても原付独特の30q/h制限がなくて二段階右折もしなくていい。
この2種類の制限がなくなるだけでホントに快適に走れます。
但し免許は自動2輪の免許が必要・・・・



ある日、幹線道路に出た後の全開再加速時に突然エンジン失速。

「あれ?何かが壊れた」と直感はするものの、信号待ちで止まっていろいろ観察するもアイドリングは大丈夫。
空ふかしも大丈夫、青になったので加速するも大丈夫、けど40q越えたあたりから急に加速が鈍ります。



そこでまた直感・・・【マフラー詰まった】

_| ̄|○



このバイクは2サイクルエンジンでガソリンと潤滑用のオイルを一緒に燃やす構造のため、長期間乗ると「オイルかす」がたまって、マフラーが詰まるのです。
詰まるということ自体も、一種の経年劣化として、仕方が無いこと or 消耗品、という扱いです。
詰まったマフラーはいろいろ再生方法が有り、ワイルドな方法ではドラム缶に火をたいてその中にぶち込むとか、アセチレンで熱した後、空気を送り込んでかすを再燃焼させて詰まりを取るとか、もっとケミカルな話では、「パイプフィニッシュ」を流し込んで放置して中の「オイルかす」を溶かして流し出す、とかいろいろいわれてます。

が、中古車で買ってるので歴代のオーナーがどんな乗り方をしてたかもわからないため、リセットする意味も兼ねて、ここは奮発して純正品の新品に交換することにしました。

新しい部品は装いがエレガント(笑)

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試運転してみると快調そのもの。
やっぱり詰まってたか、よしよし、これでまた走りが復活するぞ、と自己満足。
この一件は解決です。



さて交換した後の古いマフラー。

以前から2サイクルエンジンのマフラーの構造(中身)はどうなってるんだろうという興味はあったのですがなかなかお目にかかる写真もなく、ふつふつと興味がわいてきたのでカットモデルを作ることにしました。
どんなぐらいオイルかすが溜まって通路が狭くなってるんだろう、と言う疑問も一気に解消できますからね。
ついでにこのマフラーは3WFマフラーという通称で、ヤマハの原付マニアの中では馬力が出るという人気のマフラーなので余計に気になります。



サンダーで切って解剖してみた。

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切ってたら中の石綿にしみこんだオイルが燃えてた

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だいたい完成

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裏側の通路が見にくいので反対側もカット

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排気ガスの流れを落書きしてみた。

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まあ後はマニア目線でご参考に・・・

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カットしてわかったこと。

この3WFマフラーは構造的に「オイルかす」ではまず詰まることはないということがわかりました。
実際詰まっていたのは石綿で出来た吸音材が剥がれて一番細い通路に詰まったのでした。
「オイルかす」で詰まるような細い通路は一切ないのです。

ということはマフラーを焼いたりしてオイルかすを再燃焼させてもなんの効果もないということですね〜
信じてた都市伝説が今回くつがえされました。


我が家に伝わる先代からの家訓として、


「なんでも捨てる前に分解して中身を見る」


ということは新たな発見があるということですね。
触って、目で見て、納得しました。





posted by てんちょー at 17:00 | Comment(0) | くるまのしゅうり
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