2015年03月16日

キャラバン エンジンが暖まるとエンスト

暖機中はいいけど、そこそこ走るとエンジン止まって走行不能・・・

ニッサン キャラバン VPE25 平成15年 走行71000q KA20DEエンジン。

最初は信号待ちでエンストする、という症状を聞いてましたが、ご来店いただいたときはすこぶる快調でその時はプラグのかぶりかなあ?ということでしばらく症状の把握ポイントをお知らせしてしばらく走ってもらうことにしてました。
そうこうするうち、エンジンが冷えてるときは調子いいけど、暖まってくると止まることがわかってきました。
またその止まったときは別の人の診断で「火花が出ていない」ということもわかってきました。
いろんな情報が集まると故障箇所の特定に大きな手がかりとなりますので助かります。

火花が出ていない、というのは非常に大事な情報をいただけましたので、そのあたりを重点的に診断。

ディストリビューターのキャップとローターは交換済み。
ローターの電極の消耗がすごいので交換してはみたものの症状再発。

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診断機を繋ぎながらエンジン制御系の値とにらめっこ・・・

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そうこうしてるうちに、エンジンが揺れ出して、診断機のリアルタイム診断で エラーコードP0340をキャッチ。
目の前で症状が出てくれたのはラッキーでした。

P0340はエンジンの回転を監視するセンサー、クランク角センサー、等とも呼ばれるセンサー系のエラーコード。
センサーはディストリビューター内蔵型。
というわけで制御系の配線図を取り出して実験開始!

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たぶんセンサー内の半導体が熱中症になって意識を失ってる、と推測。
意識があるか声をかけてみる(笑)

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なんか既に値が変で意識混濁してそう・・・

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サウナに入れてみます。

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この一コマ、一コマを読み取れてるかを聞いてみましたが既に意識を失っておられました。

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センサー単体での部品設定はなくディストリビューター全体の交換を余儀なくされました。
高いんよね〜これ。
なので余計に「これが本当に悪いの?」って決定するのを最後の最後まで決めかねてましたが、一晩おいて冷えたら意識回復、サウナに入れたら意識を失うことを確信したので部品発注。

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いまでは本当に少なくなった点火時期の「調整」
久しぶりにしました。

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その他の値をモニター

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30分ほど暖機してみましたがエンジンは絶好調。
診断は当たったようです。

部品が高いときは本当に神経すり減ります。




というわけでキャラバンはまたオーナーさんの元に帰って行きました。
しっかりお仕事してね〜







posted by てんちょー at 05:00 | Comment(0) | くるまのしゅうり
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