2015年07月27日

スズキラパン カーエアコンガスリフレッシュ

ラパンのエアコンの冷えが悪いので、とブログを見てご来店。

エンジン・ミッション・ブレーキなどは車検などで定期的なメンテナンスは当たり前。
車にとって(走る・曲がる・止まる)などは非常に重要度が高いのでよほどのことがないかぎり省略もできません。
(日延べはできます)



この暑い大阪において重要度の高い装置は実はカーエアコンであったりします。
でも以外に何もしてなくてもそこそこ冷えてるので誰もその存在は気にせずに放置です。


メンテナンスをしていますか?



ちなみに

・エアコンが壊れていても

・冷えが悪くても

・冷媒ガスが不足していても




車検時には検査項目自体が無い ので、そのまま使用し続ける方が多いのが現状です。





H17年式 スズキ ラパン HE21S
走行距離 65000q

ss-P1110890.jpg




エアコンの冷えが悪くネットで検索、当店のブログを見てご来店いただきました。
『カーエアコンガスリフレッシュ』 です。

カーエアコン整備機器デンゲン社 『エコマックスジュニアU』
全自動エアコンガス回収再生充填装置の出番です。

ss-P1110891.jpg







普通に使用していても年々知らない間に減少するエアコンガス・コンンプレッサーオイルを一度回収してリフレッシュし規定充填量で入れ直す。
その作業を全自動でエコマックスジュニアが自動的に行います。


手順的には

1,整備士がエアコン冷媒ガスの量の初期点検(ここは圧力計で簡単点検)

2,コンプレッサー稼働時のエアコンガスの状態を圧力メーターで点検。


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ここまでは普通にどこの整備工場でもします。
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3、エアコンガスを回収、それに引き続いて10分間の真空引き作業による配管内の除湿・エア除去
(回収時に専用のドライフィルターを使いゴミやら汚れも除去します)


4,真空引きが終わった時点でガス回収量を精密重量計で計測
(これが重要です)



5,最初に設定した規定量との不足分を追加して、本来の量までガスを充填。
その時コンプレッサーオイルやエアコンパワーロス防止剤を同時に注入。



軽自動車であれば20〜30分の作業となります。





ラパン HE21S型の既定ガス量は320±30グラム
今回追加したNUTEC NC-200 (エアコンパワーロス防止剤)はフロンガス量換算で30グラム

ss-P1110893.jpg

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ですので300グラム+30グラム=330グラム設定でエコマックスジュニアUをセット。
作業開始です。

ss-P1110894.jpg




結果をみると


今回の設定充填量 330グラム

回収できた冷媒ガス  90グラム(少ない!!)

補充したガス 210グラム + NC-200 30グラム

ss-P1110899.jpg




本来あるべき冷媒ガスが1/3以下になってました。
10年経つと2/3ぐらいになってるお車が多いですがちょっと減り方が多いです。
作業後少し入念に漏れてる箇所がないかを目視点検してみましたがそれらしいところもなく・・・
余りに短期間に同じような状態になるようであれば次のステップへ診断を進めないといけないかもしれません。



リフレッシュ直前
外気温に対して1度しか冷えてなかったです

ss-P1110892.jpg




リフレッシュ後同条件で計測

ss-P1110898.jpg




ガス圧のメータからでも冷えの度合いをある程度見ることも出来ます。
黄色い針が入庫時のガス圧。
赤い針がリフレッシュ後の圧力。
一番外側の圧力を見るのではなく2番目の赤字で書かれている想定温度計で室内側のエアコンユニット(エバポレーター)の冷えを確認できます。

ss-P1110897.jpg



これだけガスが減っていたなら冷えないのでエアコンは制御上コンプレッサーを回し続けるため燃費も悪くなります。
それにコンンプレッサーも機械なので、ガスが少ないと潤滑オイルの循環が不足して、故障する確率も上がりますね。


当店ではエアコン整備機器専門メーカーである”デンゲン社”製オイルとお客さんのご希望でNUTEC社製 「NC-200」をご相談の上、作業時に選んでいただいてます。
軽自動車などの排気量の少ないお車にはエアコン使用時のパワーロスを低減する効果を併せ持つNC-200をオススメしています。





エアコンの冷媒ガスがどのくらい充填されているか?を調べる方法は一つだけ。



全量回収した上での計量しかありません。



ディーラーにおいても、当店においても、圧力計をつないで診断をやってますが、つかめるのはガスの流れ方、とか、熱交換がうまく行ってるか、とかを判断してるのであってガス圧を見ても正確な冷媒量は分からないですね。
(慣れるとだいたいは「想像」できますが・・・)


まずはガスの量を重量管理で目分量ではなくきっちり把握しないと本来の性能にはならないのです。



ヤバいのがスタンドなどでよく聞く


『冷えが悪いので1本入れましょうか?』とのあれ・・・。


安易な充填をすると過充填になる場合が多いです。
(正確に不足分を足していただけるのならそれは有りです)






もうフル稼働しまくってるカーエアコン。



シーズン到来です
大事なお車のカーエアコンの故障を予防する先回り整備にもなります。



冷えが悪い、悪くない、の診断は「規定量のガス」からスタートです。
その上で冷えが悪ければ機械的な故障や制御系の故障へと診断ステップを進めないといけません。


夜は冷えるけど昼間がなあ〜、とおっしゃるあなた(外車は除く)


ぜひまずはガス量を設計時の規定量に合わせてから次のことを考えましょう!!


高石からカーエアコンガスリフレッシュにお越しのS様
当店を見つけていただきありがとうございました。

行きと帰りでは室内環境が全く違ったと思いますよ(笑)

ご来店ありがとうございました。







posted by てんちょー at 00:44 | Comment(0) | くるまのしゅうり
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