2016年11月21日

ブレーキパッドの鳴き止めグリス

過ぎたれば及ばざるがごとき、という言葉を思い出した事案です

トヨタアルファード、ブログがきっかけでご来店いただき、その併有車をもご入庫いただきました。
連続してのご利用ありがとうございます。


車検作業は日頃からある程度ご自分で管理されてるお車なのでオーソドックスな作業内容だったのですが、車検の少し前に某タイヤチェーン店にてブレーキパッドの交換をされていたことまではお見積の段階でお聞きしてました。
とはいうものの残量はさておき、やはりブレーキキャリパーなどの各部を点検しておかないと自分の気が済まないのでルーティンにしたがって点検。

キャリパーを外した瞬間にピストンブーツを見て嫌な予感。

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これは鳴き止めグリス付けすぎやなあ〜と反射的に判断。
これは表側

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塗ればいい、と言うものでは無いよという独り言

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裏側

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グリスがあふれてると言っていいぐらいの量です。
横側までほんとにあふれてる(笑)

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本来パッドの無き止めグリスというのは「クッション」の役割を果たすことによってブレーキを掛けたときの嫌な音を減らすものなんです。
なのでパッドシムと言われる板とパッドの間のクッション性が大事なので有って、それ以外の塗布は無駄。
摩耗粉を巻き込んで余計具合が悪くなる可能性大です。

先輩に「パッド替えるときはグリスを塗りなさい」といわれて、なぜ塗るのかを理解しないまま作業をしたんでしょうね。
素人目には一番外側までグリスを塗らないと異音が出る、と言う気になるのはわからんでも無いですが、役目と目的を理解してブレーキまわりを作業しないとえらいことになるという典型的な例です。
バイト君の作業でしょうね。
もしそうじゃ無ければそのお店全体でブレーキまわりの扱いについて誰かを招いてミーティングをした方がいいかも・・・



と言うわけで自分の基準に合わせた整備をし直しました。
どろどろのパッドを

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自分の基準でグリス塗布

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キャリパーのピストンブーツにあふれたグリスも出来るだけ除去

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その作業や手順がなぜ必要でどう作用するのかを理解しながら整備するのは毎日が勉強で、新しい車種を初めて触るときなどはいまだに緊張してビビります。
でも緊張して慎重に作業するのはプロとして当たり前のこと。
片目でケンケン出来る、となめてかかると必ずしっぺ返しを喰らいます。


本日も「教訓」を頂きました。
自分もがんばろう!








posted by てんちょー at 13:42 | Comment(0) | くるまのしゅうり
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