2017年06月23日

車検の基準 保安基準の改定

自動車を車検するときのルールを保安基準と言います。

そのルールは時々見直されて時代に沿って少しずつ改定されていきますが、久々に大きな改定がありました。
1139_n.jpg

回転部分の突出禁止規定及び排気管の開口方向規定の改正について

というお知らせです。


自動車のタイヤ&ホイルはその定義で言うと「回転部分」と言います。
その回転部分は車体からはみ出してはいけない、という根本的なルールが保安基準創設時からありまして、暴走族の車など、このルールを破ることが社会への反抗の象徴みたいな扱いでした。
ま、いまでもそんな車は時々見かけますが(笑)

車検に入庫してきた車が車体からはみ出してたときに自動車修理工場には戦慄が走ると言っても過言でないです。

タイヤがはみ出してるのでこのままでは車検通りません

とかいうやり取りが全国津々浦々で行われてきたんです。


その基本中の基本の「タイヤのはみ出し」が細かい規定はありますがざっくり言うと10ミリまで許しましょう,と言うルール改定がありました。
これは整備業界ではなかなかのビッグニュース。
一般には「へ〜」という程度のことですがたぶん今日は日本国中の自動車整備業に携わる人達の中ではビッグニュースでしょう。

あと以外に知られてない「排気管の開口方向」
歩行者に排気ガスが掛からないようにとかいろんな理由で

排気管は進行方向に対して左右に開口してはならない。
仮に左右向きに出したとしても進行方向に対して30度まで、となってました。

と言うルールもありました。
これも今回制限がなくなりました。



全く根拠はないですが、自分なりの経験で考えると自動車の車検のルールが変わるときはおおよそ「外交的な配慮」、悪く言うと「外圧に屈して」ルール変更が行われてきましたので、今回も外車にそういう車が増えた、というのが一因では?と思います。
外国はマフラーの向きが反対なので日本で売るためにはそれ用の仕様に変更して日本で売らないといけないんです。
そこにはコストが掛かるため外車メーカーは価格的に不利になりますからね。


以前は二人乗りOKだった高速道路は2輪バイクが死亡事故が続いたため「高速道路での二人乗り禁止」という道交法の改定があり不便になりました。
外国のバイクメーカーから「そんな法規があるから我が国の大型バイクが売れない」という横やりが入り、現在は二人乗り禁止はなくなりました。


国内のルールが世界からみると稀なルール、と言うことは多々あるようです。
その独自ルールも国境を越えて混じるときにはすりあわせが必要なんでしょうね。
いいか悪いかは別問題ですが・・・







posted by てんちょー at 15:06 | Comment(0) | くるまのしゅうり
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
Powered by さくらのブログ