2018年07月03日

アルト エアコンが効きにくい

アルトのエアコンがぬるい、ご来店!

先週ぐらいから「夏本番」という気温と日差しになってきました。
去年に比べると本格的な暑さは遅い目ぐらいか?とも思いますが。

先週から急に当ブログのアクセス数もうなぎ登りで、エアコンガス規定量充填サービスの記事が検索されているようです。





そんな暑い中ご来店は アルト HA24S 平成17年式 走行45000`

エアコンの冷えにパンチがない
日中は全く冷えてる気がしない
夜間は何となく冷える

というご依頼です。

全く冷えない、という場合は故障の可能性が大きいですが、冷えにくい場合はまずガスの量から点検。
そして大半がガス量が規定量に戻ると何の問題も無く回復します。

・冷却水の量
・エンジンオイルの量
・タイヤの空気圧

などなども使用過程において少しずつ減っていくもので、エアコンガスも一緒です。
大事なのは減るスピードですね。
このスピードによって、故障レベルなのか手当てをするのかしないのか、判断は分かれます。


さてこのアルトさん

ss-DSC_5652.jpg


まずはエアコンシステム自体が動いてるかどうかを診てみるとそのあたりは普通に動いてそうなので入り口は合格。



吹き出し温度を測ってみます。

ss-DSC_5655.jpg

外気温33度に対して5度しか冷やせてない。
これではさすがに『冷えてる』とは言えないのは間違いないです。



では一体ガスがどれくらい残ってるのか?
これがいままでは『圧力計」で推測していたわけで、慣れればある程度のエアコンの状態は推し量ることはできますが、残ってる重量を計測することは出来ません。
しっかり『重量計』で測る以外は・・・


エアコン整備機器の老舗 デンゲン社製エコマックスジュニアU

ss-DSC_5659.jpg



自動車からエアコンガスを全量回→回収されたガスの重さを量って規定量との差を計算→そしてリフレッシュされたガスを設計時の規定量ぴったしに充填。
それらを自動的にやってくれる優れた機械です。

エコマックスジュニアをアルトさんに接続

ss-DSC_5653.jpg


接続してから圧力計でおおよそのエアコンシステムの雰囲気をつかみます。

ss-DSC_5654.jpg


経験と理屈から『ガスの量が少ない』ことはわかりました。



ではリフレッシュ作業開始

ss-DSC_5657.jpg


結果は

ss-DSC_5664.jpg


規定量320グラムのところ130グラム回収。
つまりは規定量の40%しかガスがなかったということです。
これではさすが冷やす能力は発生しないでしょう。

規定量充填した結果吹き出し口の温度は

ss-DSC_5665.jpg

となりました。



いつからいつまでで40%まで減ったか、は把握できないため、

・ガスが漏れているのか?
・自然に減ったのか?

は現時点では判断できません。

漏れ箇所を探すための『蛍光剤」を同時に注入しておきました。
この先わずかな時間でまた減ってしまうようであれば再度診断時に配管などを紫外線ライトで照らすと漏れてる場所がわかる一種の添加剤です。

このまま数シーズンの無事にすごすことが出来ればそれで良し。
短期間でまた漏れてしまったのなら次のステップへ診断のコマを進めないと駄目でしょうね。


オーナーさんは「これで済むことを祈ってます」とおっしゃってました。
もちろん当店もそれを願ってますよ!!

エアコン以外でも不具合があればまたどうぞご来店ください!!







posted by てんちょー at 23:22 | Comment(0) | くるまのしゅうり
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