2018年07月28日

スズキ MRワゴン エアコンが最初の数分しか冷えない

スズキのMRワゴン、エンジンかけたら最初だけエアコンが冷えるらしい

MRワゴン MF21S 平成16年式 距離17万q

ss-DSC_5924.jpg

エンジンかけて最初の数分は冷たい風が出るのにしばらくするとぬるい風になってしまって暑いとのことでご入庫。
今年の暑さは異常とは言え、このパターンのエアコン不良は例年でもちらほら入庫します。

おいでになったときはたしかに冷えてなくて、診断開始時にはコンプレッサーは動いてなくて冷却ファンちゃんと動いてる。
この時点でおおよそ定番のエアコンリレーかマグネットクラッチかなとは思いました。

リレーは大丈夫か?とコンプレッサーへの電源線をたどってみると電気が来てない。
はは〜んこれはエアコンリレーの不良が原因だなとリレーを替えてみたらちゃんと冷えだしたので、よしこれで一件落着。

ss-DSC_5925.jpg


エアコンガスも規定量いれときますね〜、と意気揚々として試運転。

帰ってきてしばらくアイドリングでおいてると、コンプレッサーが切れてる。
今度は電源も来てるけどマグネットクラッチは接続されない。


この時点で「マグネットクラッチもあかん」とわかりました。


お客さんにクラッチの隙間を調整したら使えるようになるかもしれませんが、距離もかなり走ってるんでこの際コンプレッサー本体をリビルト品に交換した方がいいでしょう、とご提案。

許可を頂きましたので作業開始です。
MRワゴンはバンパーを外すためにはヘッドライトまで外さないと駄目なんですよね。
_| ̄|○
一旦追加充填したエアコンガスを再度回収して配管切り離してコンプレッサー交換です。

ss-DSC_5912.jpg

ss-DSC_5913.jpg

ss-DSC_5916.jpg


あとは回収したガスを再充填したら完成です。
こんなときもフロンガス自動回収充填できるエコマックスジュニアはとても役に立ちます。


あと年式もそこそこ古く、走行距離も多いお車は、カーエアコンの室外機になるコンデンサーと呼ばれる部品を冷却するために、部品の隙間を埋めてるスポンジが劣化してどこか飛んでいってしまってるケースが多いです。
このスポンジがないとエアコンの冷却効率は思ってる以上に悪くなるのでエアコンの効きがいまいち、という原因にもなります。

このMRワゴンも隙間だらけだったのでいろいろ手当て

ss-DSC_5917.jpg

ss-DSC_5918.jpg

ss-DSC_5919.jpg

ss-DSC_5920.jpg



特にスズキのお車は、このマフラー横のでかいスポンジがなくなってること多いです。
隙間がある上に、なんとマフラーからの熱気をモロ吸い込むので条件最悪ですからこの隙間を塞ぐのは必須です。
純正のスポンジを使うのもアリですがこういう風にアルミ箔に粘着剤を塗ってある「アルミテープ」を使うのも一考です。
ここを塞ぐだけでもガスの圧力が変わるぐらい効果があります。

ss-DSC_5923.jpg

ss-DSC_5921.jpg



というわけでMRワゴンはオーナーさんの元へ帰って行きました。
冷え冷えになった室内をお楽しみくださいね!!







posted by てんちょー at 17:15 | Comment(0) | くるまのしゅうり
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
Powered by さくらのブログ