2009年02月12日

NUTEC 圧縮アップ作戦

NUTECという会社が販売してるエンジンの圧縮アップのための加工を実践。

車のエンジンというのは、ゴムまりのようで、空気をきっちり縮めてからガソリンを燃やすと反発力が大きくなり、これがエンジンの「パワー」の源です。
この「圧縮する」という動作はエンジンの経年劣化により「漏れ」が発生し、だんだんとスカスカになってきます。
この結果「あまり走らず、エンジンの力がなくなった」という訴えになります。

NUTECという会社が発売してる商品の中に、この圧縮を元通りに近づけるという商品があり、この会社では

パワーアッププログラム

という名前でセット商品にしてます。
このプログラムの一部を愛車のワークスに施してみました。
実験することも仕事の一部です。



スズキアルトワークス CA72V 昭和62年式 F5Aエンジン。
今時550ccの排気量です。

この車はプラグを外すのがまず一苦労。
配管などいろいろ外してやっとプラグが見えます。
s-P1000214.jpg

ノーマルプラグでは交換するのが大変なので、イリジウムプラグの白金チップ付きに替えてあります。
これなら超高回転型のこのエンジンでもしばらく電極は耐えてくれます。
s-P1000217.jpg


まずは これ

で燃焼室の掃除。
長年たまった燃え残りを溶かして掃除します。

s-P1000218.jpg
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汚れた液剤を、吸引器で吸い出して残りをいったんプラグをつけて、掃除した液剤を燃やしきります。
その後プラグを外して、今度は圧縮を上げるという液剤を注入。

それが これ

正直言って、これがそんな隙間を埋めて漏れを止める働きをするとはとても信じられない。

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注入が終わったらちょっぴりエンジンを動かして、液剤をピストンになじませ、全てを元通りに組み付け、エンジン始動。
s-P1000243.jpg

煙が出なくなるまでしばらくアイドリング。
で、作業完了。

今回は作業前と作業後に圧縮圧力を測ってみました。

s-P1000233.jpg
s-P1000239.jpg
これで計りました。

作業前
1番 8.9Kg/cm2
2番 8.5Kg/cm2
3番 9.0Kg/cm2


作業後
1番 9.2Kg/cm2
2番 9.1Kg/cm2
3番 9.3Kg/cm2


ということであっさりと効果が出ました。
しかしやはり老体ですね。
圧縮圧力がそろそろ限界です。
(正規12kg、限界9kgとなってます)
今回の作業でピストンリングはまだいけてそうなのがわかったので、やっぱりバルブの密着がわるくなってるんでしょうね。
シリンダーヘッドのオーバーホールが必要かぁ・・

試運転してみると、えらくトルクの上昇が感じられ乗りやすい車に変身してました。
数字で見るとほんのわずかですが、実際乗ってみると数字以上に感じます。

だいたい3万円ぐらいのプログラムですが、V6エンジンなどではもっと時間がかるし、プラグ穴にたどり着けるんだろうかという不安がします(笑)





posted by てんちょー at 18:11 | Comment(0) | くるまのしゅうり
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