2009年04月14日

P12プリメーラ キーが抜けない

P12型のプリメーラ、「キーが抜けなくて困ってる」とのTEL有り。

さて電話を受けたときに早速カンピューター始動、原因診断開始。
電話の最中から、あれかな?これかな?を想像しつつお客さんに問診。
とりあえずわかったことは、操作の誤りや、ハンドルロックがいたずらしてるということではないこと。
つまりは「まともな故障(笑)」ということです。

持って帰ってきて診断しないとその先は進めませんので引き取ってきました。

シフトロックがいたずらしてるのは間違いないので、そのあたりのカバーを分解。
この囲まれたところがキーシリンダーにつながってるワイヤーを動かしてます。
P1000439.JPG


何度も何度も動かしてみるけどキーが抜けたり抜けなかったり。
この違いはどこにあるのだろうと試行錯誤。

それでやっとわかった。
パーキングになった時にキーが抜ける状態にするワイヤーを引っ張るレバーと、パーキングになってからシフトレバーのボタンを放したときのレバーの重なりが少ない。
P1000441.JPG


なので、灰色のレバーを押し上げてるときに、シフトレバーがちょっとでも助手席側に倒れるとそのレバーから外れてしまう。
P1000442.JPG

P1000443.JPG

これが原因でキーが抜けたり抜けなかったりするのがわかりました。
灰色のレバーにもガタがあるのでとりあえずその部品を替えてみましたが、まだ重なりを十二分に確保できないので再発の恐れがありますから、このままではお客さんに渡せません。



レバー持ち上げるこの部分が短い。
P1000446.JPG

でもこれをまさかこれだけのために高い部品を交換するのもお客さんのためではないし・・・・・・・・・・しばらく瞑想(笑)・・・・

じゃあ部品を作ってこの棒の部分を延長しよう!
ということでアルミパイプを切ったりつぶしたり曲げたりして作りました。
P1000447.JPG


これを棒の部分に取り付けて長さを延長
P1000448.JPG


ここまで重なればもう外れることはないです。
P1000450.JPG


これで安心してお客さんにお車を返すことができます。
そのあたりの部品を全部交換してしまえばあっさりと修理は完了するのでしょうが、それには費用がかかってしまいます。
できるだけこういう風に「修理」で使えたら最低限のゴミしか出ないしみんな幸せですよね。





posted by てんちょー at 00:25 | Comment(0) | くるまのしゅうり
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