2009年05月23日

ワゴンR CT51S エンジン不調

エンジンが力不足で40キロ出るのがやっと、という電話あり。
早速引取。

このユーザーは生野区で困っておられました。
現場に到着、さてエンジンを掛けるとすんなりかかる。
空ふかしもOK、ユーザーも「いけるときはすんなり走る」という。
でもDレンジに入れるととたんにエンジンがガクガク・・・・
ちょっとアクセルあおってもちゃんと吹き上がらない。
で、Nレンジにもどすと正常。

さて、診断開始。

セオリー通り、まずはプラグコードを交換。
スズキ車の場合まずはここから(笑)

ちょっとガクガク度がましになったけど、本調子ではない。
プラグもきれいに焼けてるしなあ。
仕方ないから引き取って帰ることにし、代車をおいて走行開始。
けどまともに走りません。
アクセルを踏めば踏むほど失速するし、ゆっくりしか走れない。
しばらく道の端に止まって、作戦を練り返す、とりあえずもうちょっと広いところへと思って走ってみると、あれ?回復してる。

これは困った!

そうなんです、故障が直ってしまうと診断が大変なんです。
症状が出てくれないと悪いところが見つかりにくいし、修理が終わってもそれが正しかったのかどうか判断もできません。


とりあえず帰ってこれたので、本格的に診断開始。
・・・・・とはいうもののエンジン回ってるしちゃんと加速するし、コンピューターの自己診断も正常、入出力電圧もそれなりの数字。
ただ、O2センサーがいまいち動きが悪い。

前回のエスティマ同様、O2センサーが動かない場合、その他のところが悪い場合があるのでうかつに交換を決心してはいけません。

仕方ないのでもう一度試運転をして、信号待ちの時にA/Cスイッチを入れたとたん、エンジン失速で、まともに走らなくなった。
A/Cスイッチ切っても症状は続いてる。
やった〜早く帰ろう!!

帰って、いろいろコンピューターの入出力を計ってみるものの、異常はない。
なにげにエンジン周りの配線を触ってみると、突然エンジンが「すとん」、と止まった。

え?

もう一度エンジン掛けて、そのあたりを触ってみるとまたガクガクとエンジンが止まりそうになる。
このあたりのコネクターか配線が断線しかかってるな、と判断。

ここから1時間半、あ〜でもないこ〜でもないと配線一本ずつ調べて、調べて、調べて、

やっと見つけたー!!!!


点火信号をコンピューターからデストリビューターへ導く配線でした。

たった一本切れかけて、エンジンの振動でつながったり切れたりしてたんでしょうね。

引取の時、無事工場まで生野区から止まらずに帰ってこれたのは奇跡に近いですねえ。
それから2日間、とりあえずエンジンがかかっていたのも奇跡です。
でもそのままだったら結局原因がつかめずユーザーにお車をいったんお返ししていたかもしれません。

これで自信を持って納車できます。





posted by てんちょー at 15:52 | Comment(2) | くるまのしゅうり
この記事へのコメント
すいません私の職場のワゴンRなんですがエンジンのおとがすごいおとなんです一様自走可能なんですがエンジンからかたがたてなるんですおとがするんですこれは異常なんでしょうか
Posted by souihi at 2010年11月10日 15:39
「すごい」と思われるほどの音がするのなら異常としか言いようがありませんねえ。

音の場合は実車確認が一番早いのです。
文面では音の表現とか限界があります。
お近くなら一度ご来店ください。
Posted by てんちょー at 2010年11月10日 17:04
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