2009年07月22日

大滝ダム

実物は見に行ってみようシリーズ第2弾。今回は紀の川上流。

休み中にいったところで紀の川大堰を見にいったときに、完成したはずのダムが運用されてない、事実を見つけて、じゃあそれを見に行こうという計画を実行してきました。

そのいわく付きのダムが「大滝ダム」
奈良県の吉野川流域にあります。
大台ヶ原の下流にあるという方がわかりやすいかも。
s-P1000720.jpg


ダムが完成して試験的に水をためてみたらダムの両側の山が地滑りし始めて、えらいこっちゃ、と慌てて水を抜いて、現在に至るというダムです。
うっすら残る上部のラインまで一度は水がたまったんですが・・・・
s-P1000726.jpg


その地滑りした山の中腹に住宅地があったのでそこに住んでる人たちは慌ててを避難をして、それから数年掛けて立ち退き交渉や、地滑りしないように補強工事をしたりしてます。
川の中のコンクリートのかたまりが補強工事の結果です。
水がたまるとダム湖の底に沈みます。
s-P10007442.jpg

追加工事のお金やら、新たな立ち退き費用とか、代替地の確保とか、大変なことになってるようです。
着工するまでに交渉・準備に30年ぐらいかかってますし、ダムができたらできたでこんなことになってます。

その対岸も山が動いたようで、同じように地滑り補強工事の最中でした。
s-P1000757.jpg

この立派な橋もダムの付属で国道を沈まないようにかさ上げしたときにできてます。
クレーンやユンボが工事をしてる地面が元の国道の高さらしいです。
この工事がうまく行って水がたまりだすとこのあたりはすっかり水の底に沈んでしまう部分です。

それにしても、水がたまるだけで山が動いたりずれたりするのは、まるでメリケン粉の中に水を入れ始めたら崩れて水の中に落ちていくようなのと同じようなことが実際の地面で起こるのですねえ。
結局は我々の立ってる地面はメリケン粉とおなじようものなのかと思うと、手抜き工事のビルが倒壊したり、地震が来たら地割れしたり、道路が陥没したりするのは変に納得してしまいます。
しょせん堅そうに見えてる地面なんですが、実はゆるゆるで、そこに橋を架けたり、トンネルを掘ったりって実は砂場のトンネル遊びと同じぐらいのことをやってるんですね。

砂場の上にビルが建ってるんだと思ってビルを見ると基礎工事で杭を打つことの意味もわかりますね。
そう思うと明石海峡大橋の主塔って立ってるだけで不思議に見えてきた。





posted by てんちょー at 17:26 | Comment(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
Powered by さくらのブログ