2009年08月17日

スズキ歴史館

浜松にあるスズキの本社の向かいに歴史館がオープンしたのでいってきました。

歴史館へ行くのですから歴史のある車で行くことにしました。
片道約300キロ強、ご老体には重労働かもしれませんがちゃんと走ってくれました。
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いろんな展示物がありましたが、その中でも目に付いたのは「クレイモデル」という実物大の粘土細工(笑)
新車開発の時にはこれを使って実際の雰囲気などを比較検討するのは知ってましたが、形ができあがったあとに色まで塗るのは知りませんでした。
これは展示用に半分は粘土のまんま、半分は表面を仕上げて色を塗って、ヘッドライト類を取り付けてあります。
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実際は全部色を塗って何種類かの色とデザインを並べるのでしょうね。
最初見たときは新車と粘土細工をひっつけてあるのかと思いましたが、よく見るとドアの隙間もきっちり「造形」されてました。
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ガラスも入って無くて、黒く塗ってあるだけです。
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これはすごいです。
イラストから始まって、頭の中にあるデザインを実物の形にしていく行程が想像できません。


話題は変わって、日本の自動車メーカの前身は織機(しょっき)メーカーであることが多いです。
日産もトヨタもそうであることは知ってましたが、スズキも同じように織機メーカーでした。
非常に懐かしい機械です。
泉大津ではこんな機械がわんさかと動いていたんですよね。
小学生だった頃には近所でもいっぱい動いてました。
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幼い頃からこういう「メカ」が大好きでした。
ギヤやベルト駆動などの「機械」というものを朝から晩までずっと見ていた記憶があります。
毛布などが織られるということよりも、なぜこういう風に動かさないといけないんだろう、ということに興味があったと思います。
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このジャガード式織機の特徴に「もんがみ(紋紙)」というものがあります。
これは今のコンピューターにつながるプログラムの初期の初期ですね。
当時「もんがみ屋さん」が近所にあって、図面からもんがみを作るのを機械の横でず〜っと見学してたことを思い出します。
連続した行程で図面を「穴」にしていくのは当時からでも感動ものでした。
この紙をうち抜いたゴミを「雪や〜」と近所にまき散らして怒られたのは秘密です(笑)
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傾きかけたスズキを、いや軽自動車業界を復活させた救世主!
初代アルト 全国統一価格47万円
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軽自動車を家庭のファーストカーとして使えることを知らしめた
初代ワゴンR
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この2台でスズキは大きく前進したといっても過言ではないでしょう。



ものを設計して作って売る。
文字にすれば簡単でしょうけど、そこに行き着くまで日本国中のメーカーが「ヒット」をめざしてがんばってるんだと思うと感動ものです。
その日本のものづくりが今こけそうになってると聞くと悲しくなります。
何とか軌道修正していって欲しいものです。





posted by てんちょー at 11:26 | Comment(0) | 日記
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