メインのマイカーはワークスですが、サブに日産プリメーラ平成11年式があります。
この車、はっきり言って長距離&冠婚葬祭専用車みたいなものなので、数ヶ月乗らないことはざらにあります。
そうなると次に乗るときにはバッテリーが上がってしまってエンジンが掛からないことがあります。
お客さんの車でも、こういう事はよくありますのでそういうあまり車に乗らない方には ソーラーバッテリーチャージャー
意外にこういうものがあるのを知らない方多くて、ほとんど「へえそんなものあるの」とおっしゃいます。
これを車内に設置しておけばちょっと乗らない期間があっても、エンジンは元気よく掛かります。
車内に設置して、配線さえすればOK。
まあこの配線にはちょっとだけ車の電気についての知識はいりますが・・・・・
ソーラーというのですから、日光があってこそ充電されるのであって、シャッター付きガレージなどに入ってる車は使えません。
ちなみにうちのプリメーラもシャッター付きのガレージに入ってるのでそのままでは役に立ちません。
その対策としてプリメーラには以前からチャージャーを屋外に設置してました。
しかし前に設置したチャージャーが性能が落ちたのかちゃんと充電してくれなくなりましたのでこの度リニューアルすることにしました。
今回選んだチャージャーはこれ。
結構でかい奴を選びました。
面積があればしっかり充電してくれるはず。

アマゾンで買いました。
本来車内に設置する設計になってるので防水などは全く考えられてませんので、ケースを作ります。
耐候性に優れたアクリルパネルを使います。
安物の透明プラスチックでは日光であっという間に風化してしまいます。

べたっと水平において太陽光が斜めに当たってもこのチャージャーなら強力なのでいけそうですが、やっぱり効率よく充電したいのと雨水を流す効果も兼ねて傾けて設置することにしました。
地球の傾きを考えて大阪なら何度傾けたらいいか計算・・・・

冬場の太陽光の光度に合わせてキリがいいところで30度傾けることにしました。
30度なら各辺の長さはすぐに計算できますから楽ちんです。
このアクリル専用の接着剤を使います。
隙間に流し込むように使うときれいに早く接着できます。

寸法通りに切り出したパネルを組み立てていきます。
△のアクリル棒で補強を入れるとしっかり組み上がります。


チャージャー本体をケースに組み込みます。

出力用のケーブルを通すために穴を開けました。

斜めになっても落ちないように本体を固定していきます。

裏返すとだいたい設置する状態になります。

出力コードを取り付け、穴から雨水が入らないように雨よけを作りました。

最後に底板を接着して完成〜

あとはこれをガレージの屋根に設置します。
設置といっても接着剤を塗ってそのままシャッターケースに貼り付けます。
出力コードはこれのために車のバッテリーに取り付けたワンタッチコネクターに繋ぎます。
置いてあるときはコネクターで繋いでおき、乗るときは取り外して乗ります。
帰ってきたらまた繋いでおきます。
最近プリウスは家庭用電源からも充電できるプラグインハイブリッド車を宣伝してますが、我が家では数年前から
「プラグイン補充電」(笑)
をやってるわけです。
車両が止まってる間に消費する車載品のメモリー用の電気を太陽からいただいて補充してるのです。
これなら数ヶ月乗らなくてもエンジンが掛からないということはまずありません。
屋外や一日数時間でも日光が当たるのであればおすすめです。
太陽電池というのは見かけは一緒でもすごく品質に差があるというか、高い商品はそれなりの性能を持ってます。
そのバランスを見極めるのが難しいです。
いろいろある中でこのあたりが価格と性能のバランスがいいと思ってます。
当店が最近おすすめするのはこのあたりのものです。
エコ、エコ、と騒いでますがどれがほんとのエコかわかりません。
バッテリー上がりを防ぐのは間違いなくエコでしょ。