2011年08月30日

プリメーラ エアコンの効きが鈍い

ニッサンプリメーラ エアコンの効きが鈍い、と言うことで入庫。

プリメーラ TP12 平成15年式 距離67000キロ

エアコンの効きが悪いと言うことで入庫。
室内の冷風は確かにパンチがない。
というわけで診断開始。

多少なりとも冷えてるのでコンプレッサーなどは動いてる様子。
ガス圧を測ってみると割と正常なのでガスが抜けてるわけでもなさそう。
エンジンの回転をあげてみると若干ガス圧が高めかなあ?という感じ。

高めと言うことで冷却ファンが回ってるか、ということで見てみます。
このクルマはラジエーター(エアコンコンデンサー)ファンが2個有るタイプです。
運転席側はよく回ってますが助手席側は回ってない。
最近のクルマにファンの騒音対策でエンジンの温度とかを監視してゆっくり回したり、2個有るファンのうち1個を止めたり、いろいろ制御しますのでこの段階では判断できませんでした。

整備マニュアルからファンの制御関係をひもといてみるとこのクルマは2個同時にまわり、回転速度を制御するタイプで有ることが判明。
モーターに直接バッテリーから電源を与えても回りませんのでモーターの故障と判断。


交換準備にファンまわりを分解。

ss-P1040014.jpg

ss-P1040015.jpg


モーター単体はこんな感じ

ss-P1040016.jpg


故障自体はこのモーターを交換して完了しました。


家訓に従い(笑)交換後の廃棄前に部品を分解して中身を見ます。

ss-P1040018.jpg


原因は「ブラシ」と呼ばれるモーターの消耗品が減ってしまって電気が伝わらなくなってました。
この部品だけが交換すれば復活するのですがいまはモーターを分解する構造にはなっていませんので不可能です。

ss-P1040020.jpg

ss-P1040022.jpg


参考までに使用前のブラシの写真

モーターのブラシ2.jpg


こんな感じでモーターの軸にスプリングの力で押しつけられています。

モーターのブラシ.jpg


おまけでモーターの原理図です。

モーターの原理.jpg


原因がわかれば「寿命」の一言で終わる症状でした。
微妙にエアコンが効いてるので最初は戸惑いましたが、ガス圧の針の動きに気付いて勘が働きました。
この勘が働かないときには診断時間が倍掛かってしまうんですよね。

一件落着。





posted by てんちょー at 15:10 | Comment(2) | くるまのしゅうり
この記事へのコメント
自分のP12プリメーラも電動ファンの故障(運転席側)で信号待ちなどの停車中、エアコンの効きが悪くなくなってしまいました。学生でお金がないので自分で電動ファンモーターの交換を考えているのですが、冷却水のエアー抜きバルブの位置がわかりませんので、P12プリメーラにエアー抜きバルブがありましたら、エアー抜きバルブの位置教えていただけないでしょうか?よろしくお願いしますm(__)m
Posted by poodle at 2014年08月06日 16:31
エア抜きバルブ?

冷却水抜きバルブでなくて?

冷却水を抜くためのバルブはラジエーターの助手席側の下側にあります。
バンパーの前に立ってエンジンルームをのぞき込むようにラジエーターの端を下の方に見ていくとチョウチョの羽の形をしたバルブがありますのでそれを完全に抜くのではなく4-5回転戻せばちょっとずつ冷却水が垂れてきますのでそれを何か器で受ければいいと思います。

1リットルも抜けばアッパーホースを抜いても冷却水は出ませんから、作業後も抜いた冷却水をそのまま素のラジエーターに補充するぐらいなのでエア噛みは気にしなくていいと思います。

同時にアッパーホースの交換はお勧めします。

これをきっかけに全量交換と,考えている場合は別ですけど。
Posted by てんちょー at 2014年08月06日 20:26
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