2006年06月05日

やっぱりつながってないとだめだめ

修理トピックス。
アクセルが反応しなくなると走れません。当たり前の話。
今時の、というかここ4〜5年前の車からアクセルペダルとエンジンが直接つながってない車が増えてます。
「なんで〜?ちゃんとアクセル踏むと加速するよ」と思いますよね。でもつながってない。

と言うのもちょっとメカに詳しい人ならわかると思いますが、それ以前の車はアクセルペダルとエンジンのスロットルバルブ(出力制御バルブ)がワイヤーで機械的につながってて、足でペダルを踏んだ動きをエンジンに伝えていました。
それが今ではこの2カ所が電気的につながってるんです。
つまりは真ん中にコンピューターを挟んだ「リモコン」になってるというわけ。

こっちでペダルと踏むとそれが電気信号に変換されて、エンジン側のバルブが動く。
何とも近代的な話です。
それを無線で飛ばせば車に乗らずに加減速できます。
ついでにハンドルも・・・・・・・・・まさにラジコン。

しかし、この装置を見たときに私たち職人は「壊れたら走られへん、こんな構造にして大丈夫なんやろか?」と思ったものでした。
電気がなくなったら、とか、どっちかのセンサーが壊れたら、とか思いました。
その時のメーカーの説明が、「アクセルにもスロットルバルブにも2系統のセンサーがあって、片方が壊れてももう一つが生きてます」、と高らかに説明しました。

けど先日・・・・・・・・・・・・・・・・・・
その部分の故障で入庫してきました。

アクセル側のセンサーから信号がでなくなったため、バルブが開かなくなり加速不良に。
ついでに「エンジン制御が出来ないので最寄りの修理工場へ」、とご丁寧にナビから御案内(笑)
まあ、そうなったときのために最低限の走行は確保できるようにはなっていますが(フェイルセーフ機構と言います)、どっちにしても恐れていたことが現実に。
比較的新しい車だったので初期保証でアクセルペダルを替えて完治しました。

メーカーでの組み立てコストダウンのためにワイヤーを省略するのはいいけど、なんかなあ、と考えてしまいました。





posted by てんちょー at 22:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | くるまのしゅうり
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