2014年06月11日

ワゴンR エアコンの修理

ワゴンR MC22S エアコンの冷え不良を修理。

ワゴンR MC22S 平成15年 走行105000q

エアコンの冷えにパンチがないという症状。
夜は冷えてるけど昼間には冷えが悪いという典型的な能力不足気味の感じ。

ガス圧を見て見るとガスが少ないわけでもなさそうなんですが、ガスがちゃんと流れてないような雰囲気。
ガスが流れてないと言うことは水で言うとポンプが悪いか配管で詰まってるか?みたいな判断。
エアコンの場合ガスを圧縮するのでポンプのことを「コンプレッサー」と表現します。

なぜ冷えるかというと気体が液体になったり液体が気体になったりすること(難解)で室内を冷やし熱を外に運ぶんですが・・・
そのあたりは省略(笑)

ガスの流れの源であるコンプレッサーからカラカラ音もしてたのでまずは替えることに決めて、コンプレッサーを替えるときにはリキッドタンクという部品とエキスパンションバルブという部品をセットで替えるのがエアコン修理の初歩中の初歩。
というわけで分解交換。

コンプレッサーの修理にはリーズナブルなリビルト品(整備した中古品)を使います。
その他の部品は新品が基本。

ss-P1080723.jpg



これがコンプレッサー
小さいコンプレッサーで室内容積のでかいワゴンRを冷やしてるのですから無理してるかも。

ss-P1080724.jpg



そして次はリキッドタンク・・・・
ん?なんで穴の中に乾燥剤が??

リキッドタンクは液体になったフロンガスを蓄える働きの他にエアコンガスの汚れを吸着してきれいにするフィルターの役目と乾燥剤を使うことでガスの中の水分をとる働きも兼ねてます。
その乾燥剤が来てはいけない配管の中に見えてます。
(゜◇゜)ガーン

ss-P1080737.jpg




ということは・・・
そこから出てくる配管を見ると

ss-P1080738.jpg



反対側は?

ss-P1080739.jpg




これはあかんわ・・・・
ガスの流れが悪くなって効率劇悪です。



エアコンの全体図(ネットから借りてきて加筆しました)
乾燥剤の仕切りが何らかの原因でずれてリキッドタンクの底に落ちてそこから配管内に流れ込んで詰まったのが顛末です。

climate_001_2illust.jpg
クリックでちょっとだけ拡大





詰まった配管は針金でつつこうが高圧エアで押し出そうとしてもびくともしませんでした。
と言うわけで詰まった配管も交換して全ては丸く収まりました。
全ての配管を組み立てて真空ポンプで配管内の空気をゼロにした上でガスチャージ。
無事エアコンの能力は回復しました。





ついでなのでいつものごとく捨てる前に壊れたリキッドタンクを分解。
まさに構造図と同じ!
図面と実物が合致すると血が騒ぎます(笑)

ss-P1080743.jpg

ss-P1080744.jpg

ss-P1080746.jpg

ss-P1080749.jpg

ss-P1080747.jpg



出てはいけない乾燥剤

ss-P1080750.jpg




思いも寄らない原因で全てが解決しました。

コンプレッサーの異音から最終的な原因まで点と点が線で繋がりました。

異音も実は詰まりが原因だったかも・・・
と言う教訓は残りましたが。


はっきりとした原因が見つかった修理はありがたいですね。








posted by てんちょー at 00:20 | Comment(0) | くるまのしゅうり
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